2016年09月16日

淀川テクニックコラボ作品 アートコンポスト ジュー子 完成!!

1年以上の制作期間をかけて、学び考えてきた淀川テクニックさんとのコラボアートプログラム、ついに作品が完成しました!

ノグソフィアの伊沢さんから自然の循環、人間と環境の関わりについて学び
リビングソイルの西山さんから土の力やコンポストの原理について学び
そして今回生まれた作品は、「アートコンポスト ジュー子」です!

完成を記念して、北加賀屋の大きな旧家具倉庫をお借りし、短い期間ですが展示することができました。
まずは写真をご覧ください◎


アートコンポストジュー子

アートコンポストジュー子

アートコンポストジュー子

アートコンポストジュー子

アートコンポストジュー子

アートコンポストジュー子

アートコンポストジュー子

アートコンポストジュー子

アートコンポストジュー子

アートコンポストジュー子

アートコンポストジュー子

アートコンポストジュー子

アートコンポストジュー子

アートコンポストジュー子

アートコンポストジュー子

アートコンポストジュー子

アートコンポストジュー子

アートコンポストジュー子

アートコンポストジュー子

アートコンポストジュー子

アートコンポストジュー子


この作品は3つのシンプルなステンレスの箱で構成されています。
それぞれは横四面だけ囲われており、天井も底も抜けています。
普段は写真のように横に3つ並べて、コンポストとして使うことができます。
草や糞などの分解度合いによって移し替えたりすれば、効率的にいい土を作ることができます。

また、この3つは上に3段重ねて固定することもできます。
そうすれば、ちょうど大人一人が入ることができる「コンポストトイレ」になります。
災害時などの非常時には、このように変形させることでトイレ問題を解決することもできます。

「コンポスト」と「トイレ」という二つの機能を一つの形で表現することで、人間と自然の関係性を「循環」という視点から考えることができる装置です。

しかも、普段はみんなのうえんのコンポストとしてバリバリに活躍していってもらう予定。


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淀川テクニック:http://yukari-art.jp/jp/artists/yodogawa-technique
・ノグソフィア:http://nogusophia.com/
おおさか創造千島財団:http://www.chishimatochi.info/found/

2016年07月03日

[レポート]トークセッション「土はどこから生まれるのか?」

土はどこから生まれるのか

「土はどこから生まれるのか?」

農園をやっていると、もちろん避けては通れない「土」のこと。
身近なようで、どうすればいいのかわかりにくい存在でもあり・・・。
様々な商品や情報が溢れているように見えて、その土がどうやって作られているのかはよくわからないという実感があります。

日本では有機農業の現状では、あまり自作で土を作ることはされず土や堆肥は購入されることが多いようです。
それに比べ海外では自分の畑の土は自分で作ることがかなり根付いているそう。

今回は、そんな土の謎や、土本来が持つ力を学ぶために、リビングソイル研究所の西山雄太さん、みんなのうえんアートプログラムを一緒に進めている淀川テクニックの柴田英昭さんをお招きし、土についての勉強会を開催しました。

土はどこから生まれるのか

集まったメンバーは、みんなのうえんの畑メンバーを中心に、様々な形で農に関わる方々。
みなさんやはり、とても関心が高い方ばかりでした。

土はどこから生まれるのか

土はどこから生まれるのか

プログラムでは、自己紹介の後、まずは西山さんにお話をお伺いしました。
これまでに西山さんが見てきた、管理されていて良い状態の土とそうではない土が、どういう機能性の違いを持つのか。管理コストを長期的に見れば、どちらが得なのかといった合理的な説明で、いかに土を作ることが必要かを教えていただきました。

そして日本はまだまだ土の元となる枯れ草などが「ゴミ」扱いされていると。

この辺りは、淀川のゴミや漂流物にアート作品としての新たな価値を与える作品を作ってこられた、淀川テクニックさんにも通じる部分があるように感じました。

お話を聞いた後は、みんなのうえんの畑を見ながら、実際に有機物が土に帰っていく仕組みやプロセスについて土に触れながら見学。

土はどこから生まれるのか

思っていたよりもシンプルで簡単な土の循環。
ただ単に積んでいただけの枯れ草でも下の方では、様々な生き物がうごめき、土が作られていました。

巷で良くある「生ゴミコンポスト」は匂いや虫などが発生し失敗することも多く、そのせいでコンポストのイメージがとても難しいものと思われていることも大きな日本の特徴のようです。
また、農法にとらわれず、土地に合わせた良い土を作る方法を考えることが重要だとも教えていただきました!

土はどこから生まれるのか

土はどこから生まれるのか

土はどこから生まれるのか

これは微生物の粘液などで作られた団粒上になった土。
この土はスポンジのように水分を蓄え、無駄な水分は放出する機能性があり、この土が増えると保水性と排水性を兼ね揃えたいい土になります。


サロンに戻った後は、参加者も交えてディスカッション。
様々な質問が飛び交い、今すぐにでも実現可能なアイデアや、今後の展望などが話されました。

土はどこから生まれるのか

土はどこから生まれるのか

土はどこから生まれるのか

土はどこから生まれるのか

前年12月に行われたノグソフィアの伊沢さんのお話と、今回の学びを踏まえて、淀川テクニックの柴田さんとオリジナルのコンポストを作っていきます。
そして、みんなで楽しい土づくりを展開していきます!

乞うご期待です!

2015年12月20日

ノグソフィア伊沢正名さんトークイベント

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淀川テクニックさんとのコラボプロジェクト、学びの第一弾として「ノグソフィア」の伊沢正名さんをお招きしました。

伊沢さんは、ノグソこそが、人が自然に対して責任を果たせる行いであるということを、とてもユーモラスに真面目に世界中に啓蒙されている方です。そんな伊沢さんが主宰を務める「ノグソフィア」には、思想に共鳴し、活動を共にする弟子の皆様「糞土師」が所属されています。

実は、淀テクの柴田さんは、まぎれもない「糞土師」だったのです。糞土師全員に与えられる「糞ドルネーム」があるのですが、柴田さんはノグソフィアでは「糞アローン」と呼ばれているみたいです。



・・・しょっぱなから飛ばしすぎました。ごめんなさい。


今回、おおさか創造千島財団さんの助成を受けたアートプログラムを、淀川テクニックさんと行うことになりました。
作家の柴田さんと対話する中で、淀テクが得意としているゴミを使ったアートではない、新しい方向性を模索したいとなりました。
そこでみんなのうえんが大切にしている自然の循環と、柴田さんの最近の関心ごとが重なり、あらゆる自然(有機物)の循環や関係性をテーマにしようとなりました。

そこでまずは、ある意味究極の循環でもあるノグソフィアの考え方に触れようというのが、今回の趣旨です。


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まずは、伊沢さんからなぜこの活動を行うに至ったのか、なぜノグソをすることが大切なのかについて解説していただきました。
とても楽しく、説得力のあるトークで、伊沢ワールドにグイグイ引っ張られました。

中でも印象的だったのが、生物は誰でも誰かの排泄物を摂取して生きているということ。人間だって、植物の排泄ぶである「酸素」がないと、すぐに死んでしまいます。
自然界は、完全に不必要なものなど存在せず、全てが輪になって繋がっているはずなのに、なぜ宝物とも言えるウンチを、莫大なコストをかけて焼却処分しているのか。

伊沢さんは、もともとキノコ写真のプロで、キノコが動物の糞や死骸を分解し、土に変えていく様子をみて大変感動され、ノグソフィアの道に進むきっかけの一つになったとのこと。

ノグソフィアは、ただの遊びではなく、環境活動なのですね。

→詳しい情報は「ノグソフィア WEB」まで。http://nogusophia.com/

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そのあとは柴田さんも交えて、今回の作品制作のヒントを探るトークセッションも行いました。

最後には、実際に農園のフィールドに出て、おしりふきに適した葉っぱを探すワークをしました。
よし探すぞー!と意気込んで農園に出ると、まさかの猫さんがデモンストレーション中でした。

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ウンチをしたあとは、しっかり見届けて、土をかけていました。
伊沢さんの話を聞いたあとだと、ものすごく神秘的に感じられました。笑

しっかりと見届け、みんなで畑へ。

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冬なのであまり草がなかったのですが、ヨモギもなかなかランクの高いおしり拭きになるそう。
収穫した葉っぱをしばらくおいておくと、いい感じにしなびて良くなるそうです。

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これは農園に生えていたキノコ。丸太についてますが、このキノコは「ダイオキシン」も分解できるとのこと。北加賀屋は車も多いので、大気中のそういうものも分解してくれているのかな?

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子供たちも伊沢さんのウンチの絵本にすごく食いついていました。世代を超えますね!

そんな形で、大人も子供も大きな学びを得られた1日となりました。
今日のことを踏まえて、またどんな作品にしていくか、検討していきます!

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淀川テクニック:http://yukari-art.jp/jp/artists/yodogawa-technique
・ノグソフィア:http://nogusophia.com/
おおさか創造千島財団:http://www.chishimatochi.info/found/

お問い合せ先 (NPO法人 Co.to.hana内)


  • TEL / FAX:06-6654-8830
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北加賀屋クリエイティブファーム事務局